神楽坂で「三重の酒を愉しむ会」-三重県酒造組合が県外初開催

「三重の酒を愉しむ会」の会場となるフレンチレストラン「ラリアンス」

「三重の酒を愉しむ会」の会場となるフレンチレストラン「ラリアンス」

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 神楽坂のフレンチレストラン「ラリアンス」(新宿区神楽坂2、TEL 03-3269-0007)で6月10日、三重県酒造組合による「三重の酒を愉(たの)しむ会」が開催される。

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 イベントには「青雲」の後藤酒造、「噴井」の石川酒造、「三重錦」の中井酒造場、「作(ざく)」の清水醸造、「初日」の油正、「鉾杉」の河武醸造、「半蔵」の大田酒造など三重県内9つの酒造が参加する。提供するアルコールは日本酒のみ。同組合が持ち込んだ松坂牛や岩ガキ、マハタ、地鶏などの三重県の食材を使用し、ラリアンスのシェフが調理したフレンチのフルコースを着席形式で提供する。

 同組合はこれまで、県内酒造メーカーを集めての新酒品評会や利き酒会など、県内でのイベントを開催してきたが、「より多くの人たちに『三重の酒』を知ってもらいたい」と酒造の有志らが集結。首都圏での初めての開催であることから、有名ホテルやミシュランの星付きレストランへ打診したが条件が合わず、最終的に条件と思いが一致した同店での開催が決まった。

 参加酒造の一つである清水醸造の清水さんは「神楽坂には和の雰囲気があり、ラリアンスも和のテイストのフレンチレストランということで、良い結果となった」と話し、「今回オフシーズンで持っていくことのできないアワビや伊勢えびなどの魚介類を持ち込んで秋ごろにも開催したい」と早くも次回開催への意気込みをみせる。

 開催時間は19時30分~。料金は13,000円。申し込みは、同組合内三重の酒を愉(たの)しむ会事務局(TEL 059-226-2297)で受け付けている。先着80人。

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