信濃町と四谷三丁目間の住宅街にあるスリランカ料理店「バンダラ ランカ」(新宿区大京町、TEL03-6883-9607)がランチのビュッフェ営業を始めて2カ月が過ぎた。
左門町の信号から住宅街に入ったレンガ造りの西洋風建物「アートコンプレックス・センター」の1階入り口にある同店。異なる5つのギャラリー空間を持つアートの複合施設として2007年から続くセンターの1階に10月、スリランカ料理とセイロンティーの店「バンダラ ランカ」が開業した。
オーナーのバンダラさんはスリランカから来日して15年。ホテルスクールを卒業し、有名ホテルやレストランで働き、一流のおもてなしの心を学んだ。日本人女性と結婚し、流ちょうで優しい日本語を話すバンダラさんは、ヘルシーでおいしいと自負するスリランカ料理とおもてなしの心で他にはない本格的なスリランカ料理店を目指す。
店内は木をふんだんに使った内装でメゾネットタイプの2階もある。キッチンを挟んだ中庭のテラスにはニシキゴイが泳ぐコンクリート製の巨大水槽が立ち、ニシキゴイを横から眺められる。
ランチビュッフェは部屋の真ん中の大きなテーブルに、野菜を多く使い、油の少ないスリランカ料理を10数種類並べる。メニューは「鶏肉のカリー」「大根の煮物」「ビーツの煮物」「ケールとココナッツのあえ物」「レンズ豆のカリー」「コロッケ」「揚げナスのあえ物」など。店内ではスリランカの茶畑から直輸入するセイロンティーも販売する。
ランチビュッフェ料金はデザート・紅茶付き(1,500円、90分)。テークアウト(800円)も応じる。
営業時間は11時~14時。月曜定休。来年には夜の営業も始める予定。