アニメ映画「君の名は。」の聖地の一つとして多くのファンが訪れている四ツ谷・須賀神社(新宿区須賀町)が初詣客でにぎわいを見せた。
昨年8月に公開され、現在も大ヒット上映中の同作品。主人公の瀧と三葉がすれ違う階段として同神社の階段が描かれており、映画の公開以降、多くのファンが訪れる「聖地」の一つとなっている。神社によると、今年の初詣客の数は「目に見えて増えた」といい、外国人参拝客の姿もあったという。
同作品は中国や韓国でも公開され、中国では同国で公開された日本映画の歴代興行収入の新記録を樹立するなど大ヒット。同シーンをほうふつさせる階段が描かれた絵馬も人気を集めており、2枚購入し、1枚を奉納、もう1枚を持ち帰る外国人もいるという。主人公と同じ場所に立って撮影するカップルや外国人グループなどの姿も見られる。