新宿発祥のトウガラシが入浴剤に 「新宿内藤とうがらしフェア」で限定発売

新宿の薬湯「内藤とうがらし湯」

新宿の薬湯「内藤とうがらし湯」

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 生薬を通じて人々の健康と地域貢献を目指す「四谷生薬」(新宿区四谷4)が「新宿の薬湯『内藤とうがらし湯』」を開発し、4月29日から限定販売する。

阿部哲也社長

 「内藤とうがらし」とは、江戸時代の宿場町「内藤新宿」で育てられた野菜の一つ。そばが流行していた江戸で薬味として人気があり、新宿近郊の農家がこぞって栽培していたが、宿場の繁栄の中で畑がなくなり、消えていったという。2008年発足の「内藤とうがらしプロジェクト」により現代に復活。伝統の江戸東京野菜に認定され、歴史ある新宿の名物として再び脚光を浴びている。

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 同商品は、「内藤とうがらし」を含む10種の生薬100%の薬湯(薬用入浴剤)。同社社長の阿部哲也さんは「『内藤とうがらし』を食材としてだけではなく『生薬』としても活用したい、先人たちの知恵の宝庫である生薬をもっと『使って』『知って』『残して』いきたいという思いから、この薬湯を開発した。使い終わった生薬は、内藤とうがらしを栽培する肥料としても利用できる。食事から風呂まで『内藤とうがらしのある生活』を提案したい」と話す。

 同商品は4月29日から新宿御苑インフォメーションセンター前広場で開かれる「新宿内藤とうがらしフェア(春)」で販売。価格は1包630円。「今回の商品は、江戸東京野菜を活用した薬湯の第1弾。今後は他の江戸東京野菜も活用する予定。『新宿=内藤とうがらし』から、『東京=江戸東京野菜』を元気にしたい」という。「新宿の銭湯で『内藤とうがらし湯』の日などができたらうれしい」とも。

 同フェアの開催時間は9時~16時。5月8日まで。

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