食べる

九段下に四川料理の新店 香辛料にこだわり中国伝統の味を提供

「元祖火焔山香草麻婆豆腐」辛さを小辛・中辛・極辛・地獄から選ぶ

「元祖火焔山香草麻婆豆腐」辛さを小辛・中辛・極辛・地獄から選ぶ

  • 5

  •  

 飯田橋1丁目の交差点近く、目白通りから一本入った路地に11月30日、「純中国伝統の味 四川料理 セン品香(センピンシャン)」(千代田区飯田橋2、TEL 03-6272-8860)がグランドオープンした。※セン=くさかんむりに「千」

オーナーシェフとマネージャー

[広告]

 オーナーシェフの陳崇雲さんは中国大連出身。祖父母が始めた屋台「セン品香」が地元の人々に愛され、父へと受け継がれたが、1966年の中国文化大革命で経営を続けられなくなったという。当時16歳だった陳さんはその思いを受け継ぎ、上海平和飯店をはじめ、山東省、江蘇省、広東省、湖南省、四川省などで修業、2004年に日本の大手飲食店に誘われ来日した。

 日本の中華料理の現状を知った陳さんは、「伝統中華はこういうものではない。もっと奥深いものだということを日本の人たちに伝えたい」という思いを強くし一念発起。マネジャーの範徳龍さんと協力し開店に至った。

 主なメニューは、漢源麻山椒など四川から仕入れたこだわりの香辛料15種類が入った「元祖火焔山香草麻婆豆腐」(880円)、「絶品本場四川よだれ鶏」(780円)、「手作りゴマ棒焼餃子」(480円)、「三元豚の特製黒酢酢豚」(980円)、「本場麻辣刀削麺」(850円)など。ランチタイムには、スープ・サラダ・ライス・自家製濃厚杏仁豆腐の付いたセットメニューを850円で提供する。

 ドリンクメニューは、「ザ・プレミアム・モルツ」(480円)、「瓶ビール(中瓶)」(550円)、「青島ビール(瓶)」(480円)、「角ハイボール」(380円)、オリジナル「甕だし紹興酒(12年)」(1合480円、2合920円)、紹興酒ボトル(2,380円~)など。

 席数は51席で、宴会利用時は60席。宴会コースは、2時間飲み放題付きで3,800円、4,500円、5,000円(各4人以上、1人当たり)の3コース。

 「あえて中華料理店の多いエリアへ出店した。他店と食べ比べてもらえたら、きっとこの店が選ばれる自信がある。オープン1カ月だがリピーターも多い。夜の営業は17時半からだったが、いつも早めに来店するお客さんのため開店時間を15分早めた」と範さん。「皆さんも、ぜひ本物の中華料理を食べに来てほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時30分~15時、17時15分~23時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース