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ヨックモックの「シガールアイスクリーム」、ネット上で話題に 構想約20年

シガールアイス(バニラ)

シガールアイス(バニラ)

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 ヨックモック(千代田区九段北1)が夏季限定で販売しているスイーツ「シガールアイスクリーム」がインターネットを中心に話題を呼んでいる。

シガールアイスパッケージ

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 1969(昭和44)年に販売を開始したクッキー生地を葉巻状に巻いたスイーツ「シガール」に、アイスクリームを包み込んだ同商品。構想が立ち上がったのは約20年前で、当時ラングドシャーがアイスクリームに添えて楽しまれていたことを受け、「シガール」をアイスクリームと楽しむ方法を模索する形で商品開発が始まる。しかし、当時の技術ではシガールの味わいを生かすことができず、長年の試行錯誤の末、2011年に初めて商品化された。その後2013年に再販され、2015年は3度目の販売となる。販売はいずれも夏季限定で行っている。

 シガール生地は従来のものより緩やかに巻くなどの改良を加えたもの、注入するアイスクリームは同商品のために独自に開発したものを使用する。

 テイストは「バニラ」と「チョコレート」の2種類。「バニラ」は乳製品や卵、砂糖などの材料をさまざまな比率で調整しながら試作を重ね、シガール生地になじむように仕上げた。2015年から販売を開始した「チョコレート」はカカオの風味が強いビターテイストと、カカオの風味を抑えたまろやかな味わいの2パターンで試作を重ね、より幅広い年齢層に好まれると考えミルク感の強いまろやかな味わいのものを採用したという。

 同商品はインターネット上で複数の記事に取り上げられているほか、ツイッター上では「食べたい」「おいしいに決まっている」などの投稿が散見されるなど、同商品に対する関心の高さが伺える。

 「ヨックモックが長い間開発したいと願ってきた商品。シガールをご愛顧いただいているお客さまにも、お召し上がりいただいたことのないお客さまにも、お楽しみいただければ」と広報担当者。

 ラインアップは「バニラ/20本入」、「バニラ・チョコレート/各10本」(以上5,400円、送料込み)。同社オンラインショップで購入できる(完売次第終了)。

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