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飯田橋に香港カフェ 本場のスタイルにこだわり、香港風フレンチトーストも

「香港贊記茶餐廳」外観とスタッフ

「香港贊記茶餐廳」外観とスタッフ

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 飯田橋に3月16日、香港カフェ「贊記茶餐廳(ちゃんきちゃちゃんてん)」(千代田区飯田橋3、TEL 03-6261-3365)がオープンした。

(関連画像)パイナップルパンともいわれるポーロウパオ

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 オーナーやスタッフは全て香港人。ホームメードにこだわる本場香港スタイルがコンセプト。香港ではどこにでもあるという「茶餐廳」は喫茶と軽食を兼ねた飲食店。同店は「茶餐廳」よりも食事メニューが少なく、香港では「氷室(びんさ)」と呼ばれるスタイルに近いという。

 広東語が飛び交う店内はまるで香港。「ここ2年くらいで中国人観光客が増えたことにニーズを感じた」と店主。しかしオープンしてみて予想しなかった客層に驚いているという。「香港好きな日本人の存在はあまり意識していなかったが、たくさんいた。東京に住んでいる香港人もとても多かった。皆さん、ネットで聞きつけてわざわざ足を運んでくれる」と笑顔を見せる。

 グルメサイト「食べログ」には、東京在住の香港人が日本語の不得手をわびつつも「香港人にしか分からない香港の味。本場の味にホームシックになりそう」と感動をつづっている。同店のオープンは香港の現地メディアでも取り上げられた。

 ミルクティー、レモンティー、香港コーヒー(各280円)など、いずれも香港スタイルの濃い味わいでレモンスライスもミルクもたっぷり。ホーロック(280円)はミロのような麦芽飲料で香港の茶餐廳では定番メニュー。柔らかいパンの上にビスケットを乗せて焼き、間にバターを挟むポーロウパオ(220円)は日本のメロンパンのよう。定番のエッグタルト(150円)はやはり人気だという。フレンチトースト(330円)はパンの間に「伽や」というココナツジャムを挟み油で揚げたもので「本場香港よりもおいしいと思う」と自信を見せる。

 席数は32席。茶餐廳スタイルで、混んでくると相席がルール。

 営業時間は11時30分~19時。日曜定休。今後変更の可能性あり。

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