四ツ谷駅近くの新宿通り沿いに10月1日、ネオラテンバル「La 10 TOKYO(ラテントウキョウ)」(新宿区四谷2、TEL 03-5919-7779)がオープンした。
店舗面積は15坪。席数は36席。南米料理をメーンに提供する同店。メキシカンレストラン「VidaRosa(ヴィダロッサ)」として約5年半営業していた場所を、「ありきたりなものから逸脱したメニューを提供」する新業態「ネオラテンバル」としてリニューアルオープンした。30~40代をコアターゲットに据え、客単価は3,500円を見込む。
主なメニューは、女性でも食べやすい小さいサイズの「キティタコス」(4ピース、680円)、コロナビールに漬け込みホロホロになるまで煮込んだスペアリブをマッシュポテトに乗せた「メヒカーノスペアリブのディナーバーベキュー」(2ピース、900円)、「アンデス串焼き ラテンアンティクーチョ」(1本、1,280円)、「濃厚アボカドとチーズのスペシャルフォンデュ」(2人前、900円)、タパス各種(380円~)など。
ドリンクメニューは、スパイシーな料理や肉料理などとの相性が良く、氷とミントを入れたオンザロックがおすすめという「樽(たる)詰めスパークリング」(390円)、メイソンジャーグラスで提供する「モヒート」(780円)、ブドウ果汁を原料とした蒸留酒「ピスコ」を使った「南米ピスコサワー」(680円)、デキャンタで提供するカクテル「レブヒート」「ピムズNO.1サマーカップ」(以上1,480円)、「インペリアルジントニック」「インペリアルテキーラトニック」(以上1,200円)など。
同店では今回、新たな取り組みとして「ひとくちオーナー」システムを導入。来店時にプレミアムなアルコールメニューを提供する(1年間、同伴者も対象)。1口1万円と5万円の2つのコースを用意し、5万円のオーナーには同店の収支を報告。3カ月ごとに開くオーナー会議や試食会で新メニューの開発にも携わることができる。
「収支を公表することによって身近に感じていただき、店のファンになっていただきたい。(店のメリットは)第3者の意見が聞け、お客さまともっと密な関係を築ける」とオーナーの湯田健さん。「ラテン系の店なのでワイワイガヤガヤ楽しめる陽気な店になれれば。わざわざ四ツ谷に足を運んでいただけるようなメニューを提供していきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は12時~14時30分(月曜~金曜)、17時30分~24時(土曜・日曜・祝日は23時まで)。