牛込神楽坂駅近くの大久保通り沿いに5月12日、ローフード&ビーガンレストラン「レジュベ」(新宿区岩戸町、TEL 03-6280-8310)がオープンした。店舗面積は約14坪。席数はカウンター席とソファ席、テーブル席を合わせて19席。
「週に一度、野菜のチカラで体をリセット。」をスローガンに掲げ、「ローフード=生の野菜を使った料理」「ビーガン=乳製品・卵不使用の完全菜食」を提供する同店。オーナーの本島ちかさんが、仕事の忙しさやストレス、偏った食事などで負担のかかっている体に、週に1度でも野菜食を食べる機会を作ってもらいたいと開いた。30~40代の働く男女をターゲットに据える。
本島さんは過去、婦人科系の健康障害で5~6年治療を続けてきた経験を持つ。薬を飲み続ける生活を送っていた2012年8月にローフードを知り、ローフードマイスターの資格を取得。食事をローフードに変えたことで症状が改善されたことを機に、ローフードを広げる仕事に就きたいと昨年会社勤めを辞め、開業準備を進めてきた。
主なメニューは、契約農家の有機野菜を使い自家製オニオンディルドレッシングで仕上げた「レジュベサラダ」(1,500円)、ツナに見立てたナッツで作った「ガーデンツナロール」(900円)、ドライトマトとバジルの風味で白ワインにも合うという「地中海ロール」(1,000円)、小麦粉を使わずトマトピューレと豆のペーストでコクとボリュームを出した「ベジストロガノフ」、ボリュームのあるパテとオニオンブレッドを組み合わせた「RAWハンバーグオープンサンド」(以上1,400円)、「マーブルチョコタルト」(800円)など。
ドリンクメニューは、本日のスムージー(600円)、オーガニックグレープフルーツジュース(500円)、オーガニックコーヒー(450円)、有機農法ビール(ボトル、700円)、自然派ワイン(グラス=600円~、ボトル=3,200円~)など。テークアウト用のスムージー(500円~)は常時3種類を用意する。
「普段からローフード、ビーガンの食事をしている方はもちろん、健康を気にする方、カウンター席もあるので普段自炊しない男性にもお越しいただきたい。体が健康になると心にゆとりができ、生活も充実してくるので、心も生活も良くなる発信基地のような存在になれれば」と本島さん。神楽坂のアトリエでローフードのレッスンも開催しており、「店やレッスンを通じて、自分の生活に野菜を取り入れていただければ」とも。今後は店内でのスムージーレッスンや営業時間の拡大も予定しているという。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時30分~22時。スムージーのテークアウトは10時~21時。木曜定休。