オフィス家具の「プラス」、営業・開発拠点を市ケ谷に移転-施設内公開も

オフィス家具の「プラス」が営業・開発拠点を市ケ谷に移転(画像=受付・待合いスペース)

オフィス家具の「プラス」が営業・開発拠点を市ケ谷に移転(画像=受付・待合いスペース)

  • 0

  •  

 オフィス家具やオフィスインテリア用品、文具の製造販売など行うプラス(港区)は10月7日、オフィス家具部門の営業・開発拠点を港区赤坂から千代田区九段北に移転した。

床を高くした開放的なステージ空間「HILL」

[広告]

 ショールームと新製品の実験工房、オフィスを兼ねた「プラスファニチャーカンパニー 東京オフィス」としてオープンした新オフィスは、「アトリエ&カフェテリア」がコンセプト。「カフェテリア」をイメージさせるインテリア空間、多様化していくコミュニケーション、ワークスタイルに対応し、実験・検証・実体験を重ねて製品を生み出し提供していく「アトリエ」として機能することを目指す。

 新オフィスは、ワークスペース機能だけでなく、発売前の製品を投入した使い心地のモニタリング、働き方への影響を確かめる場として機能。固定席とフリーアドレスを併用するほか、ディスカッションスペースとして床を高くした開放的なステージ空間「HILL(ヒル)」、周囲を洞窟のように壁で囲み作業に集中できる「CAVE(ケイブ)」、円形の本棚に囲まれたシェアスペース「ワークショップスタジオ&CAFE」など、さまざまな空間で多様なワークスタイルを検証する。延べ床面積は347.37坪。固定席75席、自由席117席を配置し、134人が入居する。

 今回の移転に伴い文書の削減も実施。ほぼ同じ面積のオフィスへ移転したにもかかわらず、収納量を約50%削減したことで全体の1割以上、約40坪のスペースを創出した。柱が多く天井の低い築24年・旧来型オフィスビルという限られた条件でのデザイン・アイデアによるソリューションも提案事例の一つとなっている。

 新オフィスはライブショーケースとしての機能を備えており、施設内を公開。実際に同社の最新オフィス家具やデザインテイストを体感してもらい、ワークスタイルに適した多様なスペースを提案していくほか、11月18日にはウェブ上で見学できる「PANOWALK」も公開した。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース