大日本印刷(以下DNP、新宿区市谷加賀町1)は1月23日、外堀通り沿いに体験型ショールーム「コミュニケーションプラザ ドットDNP」(市谷田町1)をオープンした。
コーヒーを飲みながら電子書籍を試し読みできる「honto カフェ」
同社の製品やサービスを生活者へ発信する場としてオープンした同施設。地下1階から地上2階までの3フロアに5つのコーナーを設け、デジタル絵本の閲覧や企画展、写真プリントとフォトブックに関するワークショップやスタジオ、ギャラリーなど、体験を通じて「本」と「写真」の楽しみ方を提案する。年間目標来場者数は2万5000人。
1階には、同社の広報担当「DNPenguin(ディーエヌペンギン)」による紹介コーナー「DNPenguinハウス」と電子書籍と紙の書籍が一つのサイトで購入できるハイブリッド型総合書店「honto」のコンセプトカフェ「hontoカフェ」を配置。
「DNPenguinハウス」では、さまざまな印刷表現による製品や印刷技術による製品、同社の新しい取り組みなどを紹介。「hontoカフェ」では、卓上に設置した28台のタブレット端末を使い、小説やコミック、雑誌、ビジネス書など11ジャンル、毎週更新される約100冊の立ち読み(試し読み)コンテンツを自由に読むことができる。
カフェ内では、フェアトレード認証のコーヒー豆を使ったプレミアムコーヒー(250円)やレギュラーコーヒー(200円)、アイスコーヒー(220円)、カフェラテ(230円)、アールグレイ、オレンジジュース(以上200円)、ベリージュース(300円)などの各種ドリンク、ホットドッグ(250円)やパニーニ(350円)などの軽食も提供する。
地下1階は、子どもたちがデジタル絵本の世界を楽しく体験できる展示やワークショップを展開する「デジタルえほんミュージアム」と写真プリントやフォトブックのさまざまな楽しみ方を提案する「Enjoy!フォトパーク」で構成。ベビーカー置き場のほか、フォトパークのワークショップエリアにはキッズスペースも用意し、子どもを遊ばせながら講座に参加することもできる。
最大収容人数=座席形式110人、スタンディング形式150人の2階「イベントゾーン」では、同社主催・共催のイベントや展示会、セミナーなどを開催。活動を通じ、同社が展開するさまざまな事業や製品、サービスなどについて生活者の理解を促していくという。
開館時間は10時~18時。日曜・年末年始定休。