昨年末に現役引退を発表した松井秀喜選手とゆかりのある神楽坂の居酒屋「も~吉」(新宿区神楽坂2、TEL 03-5261-2128)が、店内にある松井選手のユニホームやバット、グローブなどの展示を継続するという。
同店は、松井選手が読売巨人軍在籍時代に球団関係者の紹介をきっかけに訪れるようになった居酒屋。店内には同選手の等身大パネルやサインが並び、店の奥に設けた展示コーナーにはユニホームやバット、サインなど、さまざまなグッズを展示している。店主の安部俊彦さんは、松井選手がヤンキース入りを決めた2002年には壮行会を主催し、その後も毎年のように観戦ツアーを企画するなど16年来の親交がある
今回の引退発表について、「もう少しやってもらいたい気持ちもあったが、彼が選んだことだから間違っていないと思う」と安部さん。2年ほど前にロサンゼルスで会ったのが最後だったといい、「(その時は)ちょっと膝の調子が良くないと思ったが、最近は調子も良さそうだったので残念」とも。
展示を継続するグッズの中には、読売巨人軍時代のものに加えて松井選手自身が店に持ってきたというメジャーリーグ仕様のグローブも。松井選手の今後について、「何をやっても心配ないだろう」と力強いエールを送る。