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神楽坂に日本初のシードルバー、クレープリー「ル ブルターニュ」新業態

神楽坂にオープンした「ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン」堀池成久シェフとスタッフの皆さん

神楽坂にオープンした「ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン」堀池成久シェフとスタッフの皆さん

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 神楽坂・芸者新道に9月20日、「ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン」(新宿区神楽坂3、TEL 03-5229-3555)がオープンした。経営は、フランス・ブルターニュ地方の伝統料理であるそば粉のクレープ「ガレット」を提供するクレープリーの経営や同地方の特産品の輸入販売を行うル ブルターニュ(神楽坂4)。

元料亭を改装した建物外観

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 同社は1996年9月20日、ガレットを提供する日本初のクレープリー「ル ブルターニュ」を神楽坂にオープン。今年で創業16周年を迎えた。今回、「ル ブルターニュ」1号店のオープン日と同日に、日本初のシードルバーとして同店をオープン。ブルターニュの特産である「リンゴ」と「そば」をテーマに、ブルターニュの料理と20種以上を取りそろえるシードル(リンゴの発泡酒)、ポワレ(洋ナシの発泡酒)、オーガニックワインなどを提供する。

 店舗面積は14坪。席数はカウンターとテーブル席を合わせた24席。「ブルターニュと日本の融合」をコンセプトに、元料亭を改装した店内は昔ながらの雰囲気を残した落ち着いた雰囲気に仕上げ、料理にはブルターニュ産の食材と共に、静岡産、青森産の有機野菜、北海道産の魚介類、神楽坂の老舗豆腐店の豆乳や豆腐などを使う。

 主なメニューは、「有機野菜の盛り合わせ 豆腐クリームとパリパリのガレットと一緒に」(1,800円)、常時3種類ほどを用意する「本日の貝料理」、ブルターニュ風魚介の煮込み「コトリアード」(3,800円)、「魚介類のガレット アルモリケーヌソース」(1,950円)、小豆や黒蜜、きなこ、自家製抹茶アイスクリームを使った「クレープ神楽坂」など。ランチタイムには2,800円と3,800円の2コースを提供する。

 ドリンクメニューは、シードル(グラス600円~、ボトル2,500円~)、オーガニックやビオなど60種以上をそろえるワイン(同850円~、同4,500円~)など。ワインは4,000円~6,000円台を中心に用意する。30代後半以上のカップルをメーンターゲットに据え、客単価は6,000円~8,000円。

 ブルターニュ・カンカルに2010年にオープンしたレストラン「ラターブル・ブレッツカフェ」の久高章郎シェフが料理監督を務め、シェフにはカンカルから戻った堀池成久さんが就任。堀池さんは「新しいプロジェクトに参加できたことを感謝している。シードルバーはオーナーの夢だった店」と話し、「ブルターニュの料理を紹介するアンテナショップとしての位置付けも。徐々にお客さまを増やしていければ」と意気込みを見せる。

 営業時間は、平日=11時30分~14時、17時30分~23時30分、土曜=11時30分~23時30分、日曜・祝日=11時30分~22時(全てラストオーダー)。月曜・火曜定休(祝日の場合は営業)。

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