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飯田橋で岩手のレストランシェフによるマルシェ-東北の食材を紹介

飯田橋・アンスティチュ・フランセ東京で岩手「ロレオール」伊藤勝康シェフをコーディネーターとしたマルシェを開催。東北6県から17社が参加した

飯田橋・アンスティチュ・フランセ東京で岩手「ロレオール」伊藤勝康シェフをコーディネーターとしたマルシェを開催。東北6県から17社が参加した

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 飯田橋・アンスティチュ・フランセ東京(旧:東京日仏学院、新宿区市谷船河原町)で9月20日、岩手県のフレンチレストラン「ロレオール」伊藤勝康シェフをコーディネーターとしたマルシェが開催された。

日仏の有名シェフが来場し料理や菓子を振る舞った

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 今回のイベントは、今月24日より全国542のレストランで開催される「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク 2012」プロデュースによるもの。フランス レストランウィークが掲げる「フランス料理で日本を元気に!」をテーマに、東北地方のリーダーシェフである伊藤シェフが日頃信頼を寄せている生産者が集まり、それぞれの生産物や商品を紹介した。

 イベントには、青森「山野りんご」(弘前市)や「柏崎青果」(おいらせ町)、秋田「天寿酒造」(由利本荘市)、岩手「清水川養鱒場」(八幡平市)、「菊池貞三」(遠野市)、福島「奥の松酒造」(二本松市)など東北6県から17社が参加。

 リンゴやワサビ、日本酒、暮坪かぶ、八幡平サーモン、川俣シャモなど、出展された地元自慢の食材を使い、伊藤シェフをはじめ、特別来日したマンダリン・オリエンタル・パリ内「シュール ムジュール ティエリー マルクス」のティエリー・マルクス総料理長や「レ・ダブレット・ドゥ・ジャン・ルイ・ノミコス」のジャン=ルイ・ノミコスオーナーシェフ、「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」の青木定治シェフ、「ベージュ・アラン・デュカス東京」の小島景シェフらが料理や菓子を制作し、バイヤーや一般来場者へ振る舞った。

 伊藤シェフは「地元の食材を一流シェフに手をかけていただいたことを生産者も喜んでいる」と話し、「まだまだ風評被害などもあり復興も進んでいないが、皆さんに支えていただきながら新しい東北を目指していきたい」と力強く語った。

 フランス レストランウィークには同施設内レストラン「ラ・ブラスリー」も参加しており、期間中は特別ランチメニューを2,012円、ディナーメニューを5,000円で、それぞれ提供する(事前予約制)。10月7日まで。

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