飯田橋駅近くの軽子坂に4月5日、鉄板焼きとキムチ鍋の店「神楽坂 しるく屋」(新宿区神楽坂3、TEL 03-3260-6969)がオープンした。
店舗面積は12坪。席数はカウンター席10席とテーブル席8席を合わせた18席。白色を基調に清潔感のある店内は、すし店を思わせるカウンター席をメーンテーブルに仕上げた。店主の中瀬隼斗さんの実家は淡路島で30年以上続くキムチ鍋の店「しるく屋」を経営。中瀬さんがこれまで経験を積んできた鉄板焼きと実家直伝のキムチ鍋を提供する店として今回、独立を果たした。
食材として淡路島産の牛肉と海鮮を使用し、牛肉は神戸牛、松坂牛の素牛である「淡路ビーフ」をリーズナブルに提供。キムチ鍋は、鶏ガラベースの和風だしを使い、辛いものが苦手な人でも食べられるのが特徴で、具に豆腐、モヤシ、豆腐、シイタケ、ニラ、白菜、豚バラ、牛スジを入れる。
主なメニューは、キムチ鍋(1人前、1,575円)、淡路ビーフ(サーロイン=3,150円、フィレ=3,780円、各100グラム)、季節の野菜焼き(525円~)、「新玉ネギと豚バラの特製ダレ焼き」「豚キムチ」(以上1,050円)、「新玉ネギと豚しゃぶのサラダ」「淡路ビーフの牛すじ煮込み」、淡路ビーフ入りの「しるく屋特製コロッケ」(以上945円)など。
ドリンクメニューは、生ビール、酎ハイ、カクテル(各630円)、梅酒(525円~)、ウイスキー(630円~)、日本酒(1合735円~)、焼酎(525円~)、ワイン(グラス630円~、ボトル3,150円~)などを幅広く取りそろえる。客単価は7,000円。
「ホテルや高級店で鉄板焼きを楽しむ方も、鉄板焼きに高級なイメージを持っている方も、両方の層の方にお越しいただける店、来ていただいたお客さまにおいしいと言っていただける店になれれば」と中瀬さん。「自分が育った淡路島のおいしい食材を伝えていきたい」と笑顔を見せる。
営業時間は17時~24時。5月より月曜定休。