牛込神楽坂駅近くの牛込中央通りに3月16日、青果店「神楽坂野菜計画」(新宿区細工町、TEL 03-6280-7335)がオープンした。運営はアグリコネクト(千代田区九段南2)。
農家から直接仕入れる「顔の見える」産直野菜を販売する同店。「おいしく安心な野菜を食べたい老若男女」をターゲットに据え、安全管理のために導入した食品用放射能チェッカーで全商品をチェックする。従来の八百屋のイメージを払しょくするウッド調の明るい内装に仕上げた店内に、米や野菜、果物など常時40~50種類の農産物がズラリと並ぶ。
同店では、少人数の家族や単身者でも購入しやすいよう、ほぼ全ての商品を1個から販売。商品の中にはスーパーなどでは手に入りにくい珍しいものもそろえ、ミニトマトだけでも5~6種類をそろえるほか、店内に設置したiPadとプリンターを使いレシピ検索・レシピ提供サービスも行う。
同社の伊東悠介社長は「農家と消費者とをつなぐ店。直接仕入れることで生産者へ消費者の声、消費者の声を生産者へ伝えることができる」と話す。今後は農産物の収穫イベントなども予定し、宅配や業務用販売なども視野に入れているという。
営業時間は11時~19時。