市谷亀岡八幡宮(新宿区市谷八幡町)で2月3日、毎年恒例の節分祭追儺式(ついなしき)が開かれた。
節分祭追儺式は、その年の干支(えと)にあたる年齢の善男善女により豆まきを行い、厄を払って福を呼び寄せる儀式。市谷亀岡八幡宮の節分祭も毎年多くの地元の人でにぎわう。豆まき開始の16時半前から続々と人が集まり、今年も約300人が参加した。
同節分祭では「一年の景気付けに」と、10年ほど前から豆と一緒に福袋の抽選券もまいている。景品は周囲の商店街からの協賛で賄い、財布や化粧品など30人分を用意。今年も一等の福袋には、ブランドバッグや陶芸家による一点物の器、宝飾品などを入れる。
同神社宮司の梶謙治さんは「節分祭で呼び寄せた福で、今年も皆さまにとって良い一年であってほしい」と話す。