JR飯田橋駅西口近くの広島風お好み焼き店「れもん屋」(千代田区富士見2、TEL 03-3234-0070)が2月13日の営業を最後に一時閉店する。
広島出身の大林大吾さんが店長を務める同店は1980(昭和55)年に創業。広島カープファンが集まる店としても知られ、店内にはカープ関連のグッズや写真を飾る。広島出身者の口コミから広がり、今ではカープファン、広島出身者だけでなく子どもから大人まで幅広い層が訪れる有名店となった。
今回の閉店は飯田橋西口地区の再開発事業によるもので、現在、3月の再オープンを目指して移転場所を探している状況。一時閉店の告知を出した12月からは、続々と予約も入ってきているという。
「できればこの辺りの場所で、同じスタイルで営業を再開したい」と大林さん。「これまで提供してきたクラシックなメニューをベースに、新しいメニューも取り入れていきたい」と再オープンへの意気込みを見せる。
主なメニューは、一番人気という「肉玉いか天ソバ」(960円)や「肉玉」(760円)、「肉玉ソバ」(860円)、「ミックス」(1,410円)などのお好み焼き、焼きそば・焼きうどん(660円~)、イカのゲソ焼き(410円)、ナスのショウガ焼き(460円)、豚肉のシソ巻き(610円)など。コース料理(4人以上、2,500円)も用意する。席数はカウンター席と小上がり席を合わせた25席。
営業時間は17時~23時(土曜・日曜・祝日は12時から)。