三井住友銀行グループのSMBCコンサルティング(千代田区麹町2)は12月4日、その年のヒット商品をピックアップし、その特徴や傾向を分析する「ヒット商品番付」の2007年版を発表した。
東の横綱には「ニンテンドーDS」&「Wii」が、西の横綱には「PASMO」が、それぞれ選ばれた。
「ニンテンドーDS」は、2004年12月の初出荷以来3年間で約2,000万台、「Wii」は2006年12月の新発売以来10カ月で約360万台を販売し、快走を続けている。「『Wii』の対応ソフト、『Wiiスポーツ』の手軽さは、利用シーンを大きく変え、大型薄型テレビの置かれたリビングが、ゲームを通じたコミュニケーションにより家族の絆を確認する場となり、大ヒットに結びついた」と同社はコメントを付記している。
以下、東の大関=「プレミアム商品」、西の大関=「ビリーズブートキャンプ」。東の関脇=「エコバッグ」、西の関脇=「デザインカフェ」。東の小結=「メガマック」、西の小結=「キッザニア東京」という「三役」に。
東の前頭1枚目以降には、「東京ミッドタウン」「宮崎ブランド」「ホワイトプラン」「女性の品格」「千の風になって」「フリクションシリーズ」「MLB(松坂大輔)」「ケータイ小説」「泡のチカラ」「クロックス」「不都合な真実」「AXE」が選出された。
同社は、今後の注目株として、「北京オリンピック」「超薄型テレビ」「セカンドライフ」を挙げている。
任天堂は昨年の同番付でも「ニンテンドーDS Lite」と対応ソフトで、東の横綱を獲得している。