四谷荒木町・杉大門通りの一角に1月15日、地ビールバー「まる麦」(新宿区荒木町、TEL 03-6380-4745)がオープンする。
店舗面積は6坪。席数はカウンター席とテーブル席を合わせた14席。「おひとりさま」をメーンターゲットに捉えたという店内は、黒を基調にしたシックで落ち着いた雰囲気に仕上げた。店内には地ビールサーバーを設置し、オーナーの那須正樹さんが厳選した日本各地の地ビールを提供する。
那須さんは、母親と切り盛りしてきた南山伏町の喫茶店を母親の引退を機に昨年12月に閉店。今回の独立を決めた。「これまでは大手メーカーのビールばかり飲んでいたが、旅先で出合った三重の『伊勢角屋ビール』に感銘を受け、いつか独立するときは地ビールの店を開きたいと思っていた」と話す。
「毎回違うビールが楽しめるというのが売り」という地ビールは入れ替え制で、オープニング・メニューは、「鬼伝説ビール」「ノースアイランドビール」(以上北海道)、「伊勢角屋ビール」(三重)、「エチゴビール」(新潟)、「ロコビア」(千葉)の5種類。価格はすべて均一で、パイントグラス=1,000円、ハーフグラス=700円。チーズやソーセージなどのフードメニューも取りそろえる。
「経験がないのでまだ自信はないが、始めたからにはお客さまにおいしいビールを提供したい」と那須さん。「荒木町にはワインバーも日本酒バーもあるので、荒木町に来ればすべてそろう。荒木町を盛り上げたい」と意欲をみせる。
営業時間は17時~翌2時。