飯田橋・東京大神宮近くの路地に12月9日、新店「イタリアン酒場 P(ピー)」(千代田区飯田橋1、TEL 03-6380-8885)がオープンした。運営はピアンタ(板橋区)。
店舗面積は20坪。席数は36席。「アマルフィ海岸の町にある酒場」をコンセプトにした同店では、店を舞台にした架空の「小説」を基に、ストーリーに沿った柱の傷や壁の落書きなど遊び心を随所に盛り込んだ。アマルフィの特産品が「レモン」であることから、店外にレモンの木を配し、レモンを使った料理やドリンクも取りそろえる。
売りは、店内の窯で焼き上げるナポリ風のピザ。500度の高温で焼き上げるピザはモチモチとした食感が特徴で、「特製マルゲリータ」「アンチョビと完熟トマト」(以上880円)、「クアトロフォルマッジョ~4種のチーズ~」(980円)の3種類。
メニューはこのほか、「イタリアパルマ産切りたて生ハム」(580円)や「アンチョビポテト」(380円)、「農園バーニャカウダ」(980円)、「ボンゴレビアンコ」(1,180円)、「チリカルボナーラ」(980円)、「レモンパイ」(550円)など。ランチタイムには、パスタにサラダとドリンクが付いたセットメニュー(750円~)を提供する。
ドリンクメニューは、生ビール(480円)やレモンチェッロ(550円)、白サングリア(480円)、サワー各種(480円)、カクテル各種(580円)、ハイボール各種(450円~)など。常時約20種類を取りそろえるボトルワインは2,800円均一で提供するほか、ハウスワインは60ミリリットル180円で量り売りを行う。20代後半以上の女性をメーンターゲットに捉え客単価は約3,000円。
同社取締役の天野恵太さんは「店名の『P』は、ピザ、パスタ、パッショーネ(情熱)を意味している。いいサービス、おいしい料理を提供するだけでなく、店をデザインしてくれたデザイナーの気持ちまでを伝えていける店にしていきたい。『雰囲気がいいから、おいしいからまた行きたい』と言っていただける店にしていきたい」と話す。
営業時間は11時~15時、17時~23時。日曜・祝日定休。年内の営業は30日のランチまで。年始は1月4日から。