千代田区で創業の「ぴあ」、三番町から渋谷へ本社を移転

ぴあが千代田区三番町から渋谷区へ本社を移転することを発表した。写真は現在の本社ビル。

ぴあが千代田区三番町から渋谷区へ本社を移転することを発表した。写真は現在の本社ビル。

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 雑誌・書籍の発刊やチケット販売事業などを手がけるぴあ(千代田区三番町)は8月12日、渋谷区へ本社を移転することを発表した。

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 今回の移転理由について、同社は「現在6フロア12ゾーンに分散する本社機能を大型オフィスビルの2フロア2ゾーンに統合し、業務効率とコスト効率の向上・改善を図るため」と説明。2011年3月期業績予想に与える影響は予想の範囲内だという。

 1972年7月に情報誌「ぴあ」の創刊をもって創業した同社は、1974年に設立。千代田区猿楽町で創業し、その後1995年に現在の場所へ本社を移した。今回の移転で初めて、創業の地である千代田区を離れることになる。

 新本社所在地は、現在建設中の住友不動産渋谷ファーストタワーで、地上25階、地下3階建てのオフィス・賃貸住宅ビル。先月には、ミクシィ(渋谷区)も同建物に本社を移転することを発表している。

 新本社での業務開始は2011年1月4日(予定)。

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