四谷にアンティークな雰囲気の喫茶店「ホメリ」-妻の夢を実現

四谷にオープンした喫茶店「homeri」のオーナー・宮内友之さん。

四谷にオープンした喫茶店「homeri」のオーナー・宮内友之さん。

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 四谷三丁目近くの津の守坂沿いに7月19日、喫茶店「homeri(ホメリ)」(新宿区三栄町、TEL 03-6320-0790)がオープンした。

アンティークな雰囲気の店内

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 店舗面積は約9坪。席数は14席。以前喫茶店として営業していた場所を居抜きで契約したという同店。店内は、以前の内装を生かしたアンティークとフェイクアンティークを織り交ぜた落ち着いた雰囲気に仕上げ、アンティーク風の店の扉やテーブルの一部は、オーナーの宮内友之さんが内装関係の仕事をしているという父親と一緒に作ったもの。

 「いつか店を持ちたいと思っていたが、具体的にどういった店というのは考えていなかった」という宮内さんだが、妻・恵里さんの幼いころからの夢が「喫茶店を開くこと」だったことから同店オープンを決意した。「自分を通してだが夢をかなえてあげられたことがうれしい」と笑顔をみせる。

 店名の「homeri」は、「home(家)」と妻・恵里(eri)さんの名前を合わせたもので、「『家』と『里』を同じような意味にとらえ、自分たちや家族を含め、店に来てくれた方みんなに『恵』みがあるようにという思いを込めた。みんなが集まれる場所、自分の家のように帰って来られる場所にしたい」と話す。

 メニューは、焙煎(ばいせん)所に同店をイメージしてブレンドしてもらったという「Homeriブレンド」(500円)や「カフェオレ」(600円)のほか、「ストレートティー」(500円)、自家製の「特製 赤しそソーダ」(450円)、「クリームソーダ」(550円)、「オレンジジュース」(450円)など。フードメニューは、自家製のシフォンケーキ(500円)とバタートースト(350円)を用意する。

 「店を作るに当たって、いろいろな人たちが協力してくれた。みんなに支えられて、みんなで作った店なんだという気持ちに気付いた。今後知り合う人たちともそういう関係を築いていけたら」と宮内さん。「女性に愛されるような店。女性が1人でフラッと来て、本を読んだりくつろいだりできるような店にしたい」とも。

 営業時間は9時~19時。日曜・祝日定休。

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