飯田橋駅東口で営業していた韓国創作ダイニング「ジャンジャン亭」(新宿区神楽坂3、TEL 03-3266-8998)が6月16日、神楽坂の毘沙門天裏に移転オープンした。
同店は2007年11月に飯田橋にオープン。出店していたビルの老朽化によって営業を続けられない状況となり、今年4月、急きょ店を閉店した。今回、新築ビルの地下1階に出店した同店は、掘りごたつ席をメーンとしていた前店とは趣を変え、黒色を基調としたシックな雰囲気の内装に仕上げた。店舗面積は34坪。席数はテーブル席とカウンター席、テラス席を合わせた50席。
同店では、韓国料理にとらわれず、日本の食材を韓国風に、韓国の食材を日本風にアレンジした創作料理を提供。オーナーの島田文代さんは「野菜は48度以上の熱を加えると酵素が壊れてしまう。スピリチュアルフードと言われている豆類やスプラウト、根菜類など大地のエネルギーを持っている食材を食べることで体がよくなる」と話し、「サムギョプサルも肉と同じ量の野菜をとれるように工夫している」とも。
メニューは、豚バラ肉とキムチ、ニンニクを遠赤効果のある水晶プレートで焼き、野菜に巻いて食べる「水晶焼きサムギョプサル」(880円)や「和牛レバ刺し」(980円)、女性に人気が高いという「じゃが芋チーズ明太チヂミ」(780円)、「チーズトッポギ」(950円)、「スプラウト・ひよこ豆・レンズ豆のサラダ」(680円)など。チヂミは1枚で2種類の味を楽しむことができるハーフ&ハーフ(950円)も用意する。
ドリンクメニューは、生ビール(550円)、サワー(460円~)、焼酎(580円~)、ワイン(グラス=520円)など。二東マッコリ(550円)、黒豆マッコリ、梨マッコリ、ミカンマッコリ、ブドウマッコリ、フローズンマッコリ(以上580円)、やかんで提供する1リットルのマッコリ(1,800円~)、マッコリカクテル(530円~)も。客単価は4,500円。
島田さんは「韓流ブームもあってか前の店では女性のお客さまが6~7割を占めていた。今の店では(男女比)半々ぐらい。男女問わずお越しいただければ」と話し、少人数でのパーティーや二次会などでの貸し切りにも対応するという。
営業時間は17時~翌2時。月曜定休。