市ケ谷駅近くの山脇ギャラリー(千代田区九段南4)で5月28日、6月1日の「写真の日」にちなんだ写真展「写真屋さんの写真展2010」が始まった。主催はプラザクリエイト(五番町)。
同社は、日本全国で1,000店舗を超える写真ショップチェーン「パレットプラザ」や「55ステーション」、撮影スタジオを展開。企業理念の一つとして掲げる「写真の楽しさをお届けする」という思いを、「まずは社員自身が実行すること、楽しむことによりもっと多くの方に写真の楽しさをわかってもらいたい」という企画趣旨の下、初めて開く。
展示作品はすべてスタッフから募集したもので、全国で働く約5,000人のスタッフが自由なテーマで参加。写真展に作品を出品することが初めてというスタッフがほとんどで、プロのスタジオカメラマンだけではなく、多くの学生スタッフや主婦スタッフから寄せられた作品約700点を展示する。
会場内では店舗エリアごとにスペースを分けて作品を展示しており、作品はすべて、写真ショップでプリントする光沢のある「銀塩写真プリント」の2Lサイズ。風景や動物、子どもの写真など思い思いの作品が並び、北海道エリアは風景や動物、関東エリアは東京タワーなど、被写体には各エリアの特色も表れている。
「準備を進めていく中で改めて写真の面白さを感じた。今後もぜひ続けていきたい」と社長室の高橋梢さん。会場がビジネス街ということもあり、昼時にはランチタイムを使って訪れるビジネスマンやOLらの姿も多く見受けられる。
開催時間は11時~18時。日曜休廊。入場無料。6月1日まで。