神楽坂駅近くの牛込天神町交差点角に5月17日、新店「神楽坂 麺style ABC」(新宿区天神町、TEL 03-3235-7550)がオープンした。
同店は、1977(昭和52)年創業の「GINZA ABCラーメン」(中央区)の姉妹店。銀座店が一般的なラーメン店であるのに対し、「ラーメンダイニング」という位置付けとなる同店では、「楽しもう 食人生」をコンセプトに、栄養バランスを考えて野菜を多く取り入れた料理とアルコール類、締めのラーメンを提供する。
店舗面積は25坪。席数はカウンター6席とテーブル席、個室を合わせた28席。店内は木目調と黒色を基調としたスタイリッシュな内装に仕上げ、あえて店の中央に配置したというカウンター席には白色のいすを採用した。同店の内装や設計についても携わったという同店の吉森さんは「店の入り口の近くだったり、1人で来店した際に勧められたりする居心地の悪いイメージのカウンター席をわざとまん中にもってきた。他の席と違うゆったりと座れるいすでくつろいでもらえれば」と話す。
メニューは、同店「おすすめ」の富士の溶岩石で仕上げる「名物 プチギョーザ」(18個=1,570円、24個=2,100円)をはじめ、「いろいろ野菜のタジン鍋」(990円)、「本日の野菜のグリル」(890円)、上州せせらぎポークを使った「肩ロースのグリル ジンジャーソース」(1,260円)、「自家製ピクルス」(520円)、「銀座ABCラーメンの焼豚盛り」(630円)など。
麺メニューは、「特製石焼きかた焼き麺」(1,260円)と銀座店で人気の「麻醤麺」、特製ゴマみそダレの「つけ麺」(以上840円)の3品。ランチタイムには、好きな麺にバーニャカウダと前菜3品盛り、五穀米、ジンジャーティーが付くセットメニュー(1,050円~)を用意する。
ドリンクメニューは、生ビール(630円)やサワー(630円~)、カクテル各種(730円)、焼酎各種(630円~)など。客単価は4,000円~を見込む。
メーンターゲットは定めておらず、「食べ物や食べることに興味のある方。ファミリーや子ども連れも大歓迎」と吉森さん。「店はおしゃれだが、もともとラーメン屋なので格好をつけるつもりはない。お客さまとの会話やコミュニケーションを楽しみたい」とも。
営業時間は、ランチ=11時~14時(ラストオーダー)、ディナー=17時~23時(同)。