東京おもちゃ美術館で「グッド・トイ」15点発表-初の林野庁長官賞も

東京おもちゃ美術館で「グッド・トイ2010」の授賞式が行われ、選定玩具に選ばれたメーカー担当者やおもちゃ作家らが出席した。

東京おもちゃ美術館で「グッド・トイ2010」の授賞式が行われ、選定玩具に選ばれたメーカー担当者やおもちゃ作家らが出席した。

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 NPO法人日本グッド・トイ委員会(新宿区四谷4)は3月17日、同法人が運営する東京おもちゃ美術館(同、TEL 03-5367-9601)で「グッド・トイ2010」の発表と選定証授与式を行った。

「グッド・トイ2010」選定玩具

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 「グッド・トイ」選考制度は、市販のおもちゃの中から優良なおもちゃ選びの指針となることを目指し1987(昭和62)年にスタート。選定基準となる3つの方針と6つのポイントを軸に、選考運営委員とグッド・トイ選考委員が選定を行う。

 今回の選考対象玩具は、全国の「おもちゃコンサルタント」1,500人が推薦するおもちゃ24点とメーカーやおもちゃ作家などの作り手からの自薦おもちゃ61点を合わせた85点。第1次・2次選考、同館での一般来場者によるファミリー選考会、北海道での地方選考会、おもちゃコンサルタント選考会と3カ月以上に及ぶ選考の結果、15点の「グッド・トイ」を選定した。

 式典には選定玩具に選ばれたメーカー担当者やおもちゃ作家らが出席。同委員会理事長で同美術館館長の多田千尋さんから選定証が授与された。今回は選定玩具の中から1点、玩具への授与としては日本初となる林野庁長官賞を受賞。国産材で作られていること、木材の良さを生かしているという条件の下、北海道の「木とおもちゃと木製雑貨 スタジオノート」の作品「ビー玉の音色と引きぐるま」が受賞し、島田泰助長官から林野庁長官賞が授与された。

 選定した玩具は同館で常設展示を行うほか、現在発売中の雑誌「おもちゃで遊ぼう vol.13」に解説付きで掲載されている。

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