神楽坂の和コスメ店が新装・拡張-日本初「化粧品の座売り」も

人気の和風コスメ店「神楽坂まかないこすめ本店」が新装拡張オープン。新設した「座売り場」では着物姿のスタッフが肌の手入れ方法の実演や商品説明を行う。

人気の和風コスメ店「神楽坂まかないこすめ本店」が新装拡張オープン。新設した「座売り場」では着物姿のスタッフが肌の手入れ方法の実演や商品説明を行う。

  • 0

  •  

 人気和風コスメ店「まかないこすめ」を運営するディーフィット(新宿区神楽坂3)は10月30日、「神楽坂まかないこすめ本店」(同、TEL 03-3235-7663)を新装拡張オープンする。

「弁(わきま)えのある、どらやき」

[広告]

 まかないこすめ」は、創業1899年の吉鷹金箔本舗(金沢市)の「まかない」(作業場裏方)で働く女性たちによって生み出された和風コスメのブランド。「城下町・金沢に通じる文化や風習が残る東京の花街」ということから、2006年「神楽坂」に初の直営店をオープン。大阪・難波、横浜、仙台、兵庫・西宮に新店を次々とオープンし売り上げを伸ばしている。

 今回のリニューアルに伴い、売り場面積はこれまでの約2倍となる約30坪に拡張。軽子坂通りに面した従来の入り口に加え、かくれんぼ横丁の石畳に面した入り口を新設したほか、店内に日本初となる和コスメの「座売り場」と和スイーツの販売スペース「おやつ部」を新設した。

 店内には常時約150アイテムを取りそろえ、同社が今年1月に社内資格制度として導入した「お風呂ソムリエ」が案内する入浴剤コーナー「まるごと天然素材でできた自然の恵みのお風呂コーナー」も。

 四畳半と二畳の2間を用意した「座売り場」には、大名の奥方たちが実際に使用していたという江戸時代の化粧道具などを配置し、花街・神楽坂の雰囲気を演出。着物姿のスタッフが肌の手入れ方法の実演や商品説明を行う。

 「美肌に通じる美腸づくり」をコンセプトにした「おやつ部」では、砂糖や卵、保存料などを使わずに作った1日200個限定の「弁(わきま)えのある、どらやき」(260円)や漂白剤・添加物・着色料・香料・保存料などを使わない「ほんとうのドライフルーツ」(420円~)、「ありのままのナッツ」(525円~)、加熱殺菌せずに搾ったままで飲むことができる「想いやり生乳」(180ミリリットル、378円)などを販売。10席のイートインスペースを設けたほか、テークアウトにも対応する。

 営業時間は、平日=10時30分~20時、土曜・日曜・祝日=11時~19時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース