ベルギー大使館建て替え、まずは複合ビル開業-大使館は10月竣工

ベルギー王国と三菱地所らの共同プロジェクトとなる民間棟「二番町センタービル」。オフィスと賃貸住宅として活用する。

ベルギー王国と三菱地所らの共同プロジェクトとなる民間棟「二番町センタービル」。オフィスと賃貸住宅として活用する。

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 ベルギー大使館の建て替え計画が進められている千代田区二番町に7月31日、ベルギー王国と三菱地所らの共同プロジェクトとなる民間棟「二番町センタービル」が竣工した。

建て替え前のベルギー大使館

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 「二番町センタービル」の建築主は、三菱地所と三井物産が出資する「有限会社まちづくりインベストメント」。プロジェクトマネジャーを三菱地所が担う。

 敷地面積は6,490.46平方メートル。延べ床面積は44,343.84平方メートル。鉄骨、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上13階・地下2階建て。有楽町線麹町駅から徒歩1分の立地で、1~8階は、基準階フロア1,000坪超、天井高2.85メートルの開放的な空間を実現したオフィスゾーンになるほか、9~13階は総工数58戸の賃貸レジデンス「二番町テラス」として活用する。

 「二番町テラス」は平均面積約140平方メートルを確保し、24時間セキュリティーシステムを採用。居住者専用のコンシェルジュを置きジムを設けたほか、壁面緑化・屋上緑化を施し、敷地内には約1,500平方メートルの広場を設ける。間取りは1LDK~4LDK。

 建築中のベルギー大使館の竣工は10月末を予定している。

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