芸能マネジメントを行う「クオリアム」(新宿区荒木町)に所属するプロスケーター浦友和さんが立ち上げたスケートブランド「EXPERTISE(エクスパティーズ)」が本格始動し、2月17日から横浜で開催されるボードカルチャーとファッションの合同展示会「インタースタイル」で新作を出展する。
昨年、浦さんをはじめとするプロ、アマ、国籍もさまざまなスケーターが集まり、ストリートから生まれた芸術的文化を表現・発信していく集団「EXPERTISE」を結成。同時に同ブランドを立ち上げた。「EXPERTISE」とは専門的能力、知識、技術、見解、評価、熟達者などの意味を持つ。
同ブランドのディレクションを担当する浦さんは10歳からスケートボードを始め、日本スケートボード協会が主催する大会で2002・2004・2005年と過去3回、年間総合チャンピオンに輝いたトップスケーター。2006年にはグローブスケートボードワールドカップ メルボルン大会にも出場。海外にも活躍の場を広げている。
今回出展する新作は、デッキ(スケートボード)5型とTシャツ8型。洋酒の輸入・販売、マーケティング業務などを行うバカルディ・ジャパン(千代田区麹町)とのコラボレーションアイテムも各1型出展する。
日本で取り扱われているスノー・サーフ・スケートブランドのほぼ全てが集結するという同イベントには、過去最大規模となる約250社600ブランドが出展。浦さんは今回の出展を通じて「認知の向上と、日本だけではなく、世界に通用するブランドを目指していく」という。主要なスケートボード専門店などで取り扱う。