セブン‐イレブン・ジャパン(千代田区二番町)は10月6日、今年8月に発売し300万食を販売した石塚英彦さんとのコラボ弁当「石ちゃん弁当 Wソースのハンバーグ」の第2弾を10月19日から販売すると発表した。
コラボ第2弾「石ちゃん弁当 秋のWソースハンバーグ」(関連画像)
「たくさん食べたいけれど、健康にも気をつけたい」という石塚さんの思いを盛り込んだ「石ちゃん弁当」は、一見矛盾とも取れる「メガ&ヘルシー」をテーマに仕上げたハンバーグ弁当で、第1弾は8月22日の発売から約2週間で300万食を突破した。
「これほどの短期間で300万食を販売したという事例は記憶にない」と同社広報担当者。「食べることは楽しみの一つだが、カロリーが気になるという石塚さんの要望を何度も改良を重ねて『メガ&ヘルシー』を実現したが、消費者も(石塚さんと)同じ思いだったのだと感じた」と過去最高の販売ペースの要因を分析する。
今回のコラボプロジェクトは同社が出資する日テレ7(港区)との共同企画で、石塚さん本人が参加した企画段階から商品発売までの様子をウェブで紹介、テレビ番組内で放映した。実店舗とネット、テレビの融合も今回の結果の一因と考えられる。
第2弾の特徴は、「食欲の秋にぴったり」(同)なキノコを使ったデミグラスソースと秋の素材であるサツマイモやジャガイモを使用した付け合せ。第1弾のトマトソースも夏向きのスパイシーなものから素材を生かしたオーソドックスなものに変更した。
価格は498円。全国のセブン‐イレブンとイトーヨーカドー(一部店舗を除く)で販売する。