
大妻女子大学千代田キャンパス(千代田区三番町)で10月18日・19日、「大妻祭」が開催される。
各団体の展示や出し物のほか、近隣の九段小学校で活動する学童ブラスバンド「九段planets(プラネッツ)」も演奏を披露する。期間中は「コタカキッチン」として、学生食堂を開放する。
同時に「大妻地域連携交流会2025」も開催。交流会の一環で、和紙を使った「手帖(てちょう)作りワークショップ」や、アニメ作品「やさいのようせい」のキャラクターグリーティングやぬり絵ワークショップなども企画する。手帖作りを担当するのは同大人間生活文化研究所の下田敦子准教授。「博物館学芸員養成の授業では、紙の製作・取り扱い方や和とじの技術などを教えており、イベントでは、その学生たちが参加者をサポートする。和紙手帖作りを通して、和紙の自然な風合いや温かさを感じていただけるはず。この機会を通して日本の伝統文化の一端を体験していただければ」とも。
そのほか、子育て世代を対象に、不要になったベビー・子ども服、本、おもちゃを物々交換できる「お譲り交換会」も行う。担当者は「子ども服は着られる期間が短く、まだきれいなのに捨てるのがもったいないという多くの方の声から生まれた。地域で互いに不要なものを持ち寄り、提供する場を設けることで、ごみを軽減でき、資源の消費を抑えられる」と話す。いずれも予約不要で無料。
19日にはお笑いコンビ「さんぽ」が司会を務めるカラオケコンテストなどのほか、ゲストに俳優の山下幸輝さんを迎えたトークショーなども開催する。
開催時間は、18日=10時~16時、19日=10時~15時。