
神楽坂の夏の風物詩「神楽坂まつり」が7月23日~26日の4日間、今年も神楽坂通りで開催される。
同祭は1972(昭和47)年に始まり、地元商店街や地域団体が協力して続けてきたもので、今年は51回目を迎える。主催する神楽坂まつり実行委員会 委員長の齋藤昭人さんは「地域に根付いた祭りとして、地元団体や企業など、たくさんの人の支えがあってここまで来られた。感謝でいっぱい」と話す。
前半の23日・24日の「ほおずき市」では、毘沙門天善國寺の門前周辺でホオズキ(1鉢2,000円)を販売するほか、境内ではスーパーボウルすくいやヨーヨー釣りなどの「子ども縁日」を開く。「門前屋台コーナー」では、「天孝」「龍公亭」「酒場なるくち」「鶏Soba(そば)座銀」など約50の新旧人気店・有名店の屋台が並ぶ。毘沙門天善國寺では、暑気払いと健康祈願の伝統行事「ほうろく灸(きゅう)」も予定(24日)。参加団体「粋なまちづくり倶楽部」が運営する「浴衣でコンシェルジュ」は、浴衣姿の案内人が神楽坂の街を案内する。
後半の25日・26日には「阿波(あわ)踊り大会」を行う。神楽坂下から坂上まで上る「神楽坂通り会場」、赤城神社前から坂上を目指す「6丁目会場」の2会場で、45連が登場する。地元の小学生や幼稚園・保育園児らによる「子ども阿波踊り大会」も予定(26日)。齋藤委員長は「年々来街者も増える中、暑さも厳しくなっている。体調に気を付けて、今年も神楽坂の魅力を存分に楽しんでほしい」と呼びかける。
開催時間は、ほおずき市=17時~21時、阿波踊り大会=19時~21時(子ども阿波踊り大会は18時~19時)。毘沙門天善国寺ほうろく炎は15時と17時から執り行う。初穂料は3,000円。