
飯田橋の居酒屋ダイニング「TOKYO CURRY BUCCI(トーキョーカレー ブッチ)」(千代田区飯田橋1、TEL 03-5215-7272)が2月10日で5周年を迎えた。
牛タンを使ったオリジナルカレーを提供するほか、夜は日本酒居酒屋として馬刺しやくじら肉料理なども取りそろえる同店。店主の岩渕英敬さんは小売店の経営や飲食店のコンサルタント業などを経て、同店を開いた。「私自身がカレー好きということから、独自のカレーメニューを開発した。多くの仕入れ先との縁もあり、日本酒や居酒屋料理なども種類豊富に提供する店にした」と経緯を話す。
5周年を迎え、「この5年は営業日が限られていた期間もあり、あっという間だった。地域の皆さんに応援していただいたからこそ、コロナ禍も乗り越えられたと感じる。5周年を迎えられて、感謝の気持ちでいっぱい。これからも地域の皆さんをはじめ、多くの方に喜んでもらえるように、店を守りながら規模も拡大していければ」と意気込む。定期的に日本酒の飲み比べイベントなども開くほか、5周年を記念してカレーを特別価格で提供するイベントも予定するという。
カレーメニューは、「牛タンハンバーグカレー」(1,100円)、「BUCCI牛タンキーマ&牛すじカレー相盛り」(1,180円)、「和風牛タンそぼろカレー」(1,200円)などのほか、日替わりのランチカレー(880円)も用意する。ミンチにした牛タン100%のハンバーグは、「柔らかく、かむと牛タンのうまみがあふれる」という。ランチタイムには、週替わりの弁当や牛タンハンバーグの仕出し弁当なども対応する。
居酒屋メニューは、「牛タンメンチカツ」(680円)などのほか、「くじらの心臓刺し」、熊本直送の馬刺し「赤身」「カルビユッケ」(以上1,280円)、「外バラ刺し」(2,680円)など。「クジラは都内でも食べられる店が少ない希少部位をそろえる。臭みがなく新鮮で食べやすい。馬肉も質の高いものを仕入れており、味に納得いただけるはず」と岩渕さんは胸を張る。
日本酒も希少な銘柄を取りそろえる。「酒類も幅広く取り扱うが、特に日本酒には力を入れる。三重県の『而今(じこん)』、秋田県の『新政(あらまさ)』、埼玉県の『花陽浴(はなあび)』など、希少な銘柄を多く用意するので、日本酒好きな方に喜んでいただいている。他ではできない飲み比べイベントにも、ぜひ参加してもらえれば」と来店を促す。
営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時30分~22時。土曜・日曜・祝日定休。