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神楽坂に「フランコボッロ」 おばんざいやイタリアワインなどを売りに

「francobollo」店主の西村利苗さんとイタリアから訪れたという友人

「francobollo」店主の西村利苗さんとイタリアから訪れたという友人

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 おばんざい店「francobollo(フランコボッロ)」(新宿区神楽坂6)が8月26日、神楽坂にオープンした。

「francobollo」の料理

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 店主の西村利苗さんは、アメリカやイギリスをはじめとする海外を拠点に、飲食店に勤めたり、料理教室を開いたりするなどして、約15年間活動していた。帰国後、間借りのおばんざい店などを開いていたが、念願の個人店として同店を開くことにしたという。「日本に戻ってからは、料理教室だけでなく自分の店を持ちたいと考えるようになった。長年家庭料理を研究してきたので、お客さまがホッとできるような温かい店にしたい。ドルチェも作るのが好きなので、喫茶店のような要素も加える。ジャンルを問わず手仕込みで心のこもったメニューを提供したい」と意気込む。

 店名は「切手」の意味するイタリア語から。「当店が、人と人、国同士をつなげるきっかけになれば」という思いを込めたという。

 メニューは、「カボチャのほくほく煮」(600円)や「レンコンのきんぴら」(700円)など、おばんざいを日替わりで6~7品用意する。「みそやポン酢などの調味料も含めて、できるだけ手作り。味付けもシンプルで、昔ながらの安心できるような料理を伝えていきたい。和食だけでなく、過去に滞在した国や、縁のある地域などの要素を取り入れた家庭料理も増やし、レパートリーを充実させていく」と意気込む。

 店舗面積は10坪。席数はカウンター6席。内装は手を加えすぎず、家具や食器も西村さんのコレクションから選んだという。「自分の歩幅で、少しずつ店づくりを進めていきたい。家でご飯を食べるような感覚で店を訪れてもらえれば」と来店を促す。

 営業時間は17時30分~22時。営業日はインスタグラムで知らせる。

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