さくらえみさん率いる女子プロレス団体「アイスリボン」(新宿区市谷田町1)は7月5日、拠点とする「市谷アイスボックス」で100回目となる自主興行を行った。
2006年にmixi内で立ち上げたプロジェクトから始まった同団体には、学生や主婦、現役アイドルまで幅広い女性たちが所属。選手たちは日ごろの練習の成果を、週末を中心に開催する試合「アイスリボン」で発揮している。
同団体の認知向上と、日ごろの練習成果を披露する場として興行を開始したのは昨年1月。初めは市ヶ谷周辺のビジネスマンらが多かったという観客も、今は口コミや紹介により遠方から訪れる客や女性客など次第に観客の幅も広がっていったという。チケットが完売することも多くなり、約半分の興行は札止めの状態に。
記念すべき100回目当日も、多くの観客が詰め掛け満員となり、ゲストとして第1回参加選手が登場したほか、団体名にちなんだアイスクリームのプレゼントやケーキなど祝いの品も数多く届いたという。
これまで同団体は、ロープのない低反発マット上で行う試合を「アイスリボン」、ロープのあるリング上で行う試合を「Future Star」と名称を分けてきたが、8月23日開催の試合より双方ともに「アイスリボン」と名称を統一。新生「アイスリボン」として第1回の興行を開始する。
現在同団体は、騒音などの問題から拠点である「市ヶ谷アイスボックス」での試合の継続が厳しい状況となっており、地域住民らとの話し合いが続いている。「集客の面なども含めて市ヶ谷という場所を本当に気に入っている」と話すさくらさんだが、現時点ではまだ継続できるかどうかの結論は出ておらず、8月23日以降の同地での興行の予定は立っていない。
mixi発の女子プロ団体が選手募集―引きこもりから人気レスラー誕生も(市ケ谷経済新聞)現役アイドルがプロレスデビュー-mixi発女子プロ「アイスリボン」(市ケ谷経済新聞)プロレスラー「曙」、奉納相撲以来8年ぶりに靖国神社でファイト(市ケ谷経済新聞)女子プロレスラー井上貴子さんが講師のヨガ教室、神楽坂に開講(市ケ谷経済新聞)アイスリボン