日本アイスクリーム協会(千代田区九段北1)は4月30日、「アイスクリーム白書2008」を発表した。
同協会は、1997年より一般消費者を対象としたアイスクリームに関する意識調査を実施・発表しており、今回は市販のアイスクリームを1年以内に自分で購入して食べた20~50代の男女400人にアイスクリームと酒の関係について調査をした。
調査の結果、飲酒後に食べたくなるもののランキングでは、「お茶漬け」(53.8%)、「ラーメン」(51.8%)、「アイスクリーム」(48.2%)が総合上位3位に。女性のみの結果では「アイスクリーム」(53.6%)が「お茶漬け」(40.1%)、「ラーメン」(33.8%)を大きく上回る結果となった。
酒の後にアイスクリームを食べる理由として、男性は「アイスの冷たい刺激が心地よい」(80.5%)、「口の中をさっぱりさせたい」(73.2%)、「酔いを覚ましたい」(61.0%)、「クールダウンできる」(56.1%)とアイスの機能的価値を重視。女性は機能的価値に加え、「幸せな気分をより高めたい」(59.4%)、「楽しい時間の余韻に浸りたい」(46.9%)など情緒的な価値も重視していることがわかった。
同協会は、飲酒後に食べて後悔するものの調査で「アイスクリーム」が最も「後悔」度の低い結果となったことや、麺類などと比較しても1食分のカロリーが低いことなどから飲酒後のアイスクリームを推奨している。
アイスクリーム類と氷菓の衛生・品質の向上、知識の普及と消費拡大を目的に1966年に設立された同協会では、毎年5月9日の「アイスクリームの日」に、各地でのイベントやキャンペーン、施設へのアイスクリームの寄贈などを実施している。
「アイスクリームの日」を記念したイベントの模様(関連画像)アイスクリームの日に「横濱馬車道あいす」配布-馬車道商店街(ヨコハマ経済新聞)ユニセフ募金でアイスクリーム-「アイスの日」でサーティワンが企画(品川経済新聞)アキバに「アイスクリーム王子」-アイスクリームの日をアピール(アキバ経済新聞)日本アイスクリーム協会