タリーズコーヒージャパン（新宿区箪笥町）は4月12日、「タリーズピクチャーブックアワード2007」の受賞3作品を全国のタリーズコーヒー店舗で発売する。

　「タリーズピクチャーブックアワード」は、同社の経営理念の1つである「子どもたちや青少年の成長を促すために、夢や目標のお手伝いをする」に基づき、絵本を通じてアーティストを発掘・育成し、その絵本を読む子どもたちへ夢や希望を与えたいとの思いから始めた社会貢献活動。

　5回目の開催となった今回のテーマは「地球」「自然との共生」。昨年9月から2カ月間の募集期間で応募があった150作品以上の中から、約1,000人の来店者と約350人の幼稚園児が審査に協力し決定した「最優秀賞」「お客様賞」「子ども賞」の各受賞作品を販売する。

　販売するのは「のいちごはだれのもの」（最優秀賞）、「神様のないた日」（お客様賞）、「ワレワーレもりのふんころがしのひっこし」（子ども賞）の3作品。発売当日14時からは同社本社で授賞式と、子どもを持つ同社社員による受賞作品の読み聞かせイベントの開催を予定している。

　同社は3作品を全国の図書館や各施設に寄贈するほか、販売した売り上げの1部をNGO団体「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付する。

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