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おもちゃを「治療」するボランティア 「日本おもちゃ病院協会」が20周年

おもちゃを「治療」するボランティア 「日本おもちゃ病院協会」が20周年

おもちゃを「治療」する様子

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 四谷の東京おもちゃ美術館内に本部を構える「日本おもちゃ病院協会」(新宿区四谷4、TEL 03-5367-9606)が今年5月、創設20周年を迎える。

日本おもちゃ病院協会の三浦会長

 「日本おもちゃ病院協会」は壊れたおもちゃの修理を行うボランティアグループ。全国のおもちゃ病院の技術力養成や、「おもちゃドクター」の育成を目的として1996年に創設された。現在では全国576カ所のおもちゃ病院と、1325人のおもちゃドクター会員が所属。会員は男女を問わず、平均年齢は60代前半、年齢層は高校生から80代までと幅広い。

 「おもちゃドクターは趣味のようなもの。代えの利かないパーツが破損した場合、どうすればおもちゃが機能を取り戻すことができるか考えることはとても楽しいし、やり遂げたときは達成感がある。それでいてお客さまの笑顔を見ることができるのだから、こんなに素晴らしい趣味は無い」と笑顔で話すのは同協会の三浦康夫会長。自身も同協会の講座を通して、おもちゃ修理の魅力に取りつかれた1人だ。

 おもちゃの「治療」は、まず持ち主に「問診」を行い、修理方法を決定する。申込用紙の記入欄は「おもちゃ病院しんさつ申込書」「カルテ」など、遊び心にあふれた仕様となっている。修理は原則無料(部品代等は別途要)で行われ、危険なおもちゃや骨董(こっとう)的価値があるもの以外は、たいていのおもちゃの修理を受け付ける。

 持ち込まれるおもちゃはプラレールや電気仕掛けの人形、ラジコン、知育玩具など多岐にわたり、近頃では音や光センサーを搭載した「電子機器」に近いおもちゃも登場するなど、専門知識を求められることも少なくない。

 そのほか、同協会ではおもちゃドクター育成のための養成講座も開講。講座は初心者向けの「入門・実習連続編」と、経験者向けの「実践編」の2コースが用意され、毎回ほぼ満席状態だという。講座修了生向けにインターン制度なども実施しており、後世の育成にも精力的だ。

 「全国で活動を行い、ホームページなどを通じておもちゃの取り扱いについて情報を発信し続けているが、まだまだ『おもちゃ病院』のことを知らない人がたくさんいる。より多くの人に協会のことを知ってもらい、利用してもらうことで、社会に希望を与えられるような活動を続けていければ」と、三浦さんはほほ笑む。

 東京おもちゃ美術館内のおもちゃ病院開院日時は毎月第1、3土曜の10時~14時30分。

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