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昭文社「ことりっぷ」アプリ ローカルメディアと連携強化

多様な形態で情報を発信する「ことりっぷ」

多様な形態で情報を発信する「ことりっぷ」

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 昭文社(千代田区麹町3)が発行する女性向けガイドブックシリーズ「ことりっぷ」が10月13日、コミュニティーアプリ「ことりっぷ」内で地域メディアと連携を図る「パートナーメディア制度」を開始した。

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 20~30代の働く女性をターゲットに、2008年に発売した同ガイド。年々発行部数を伸ばしており、今年7月にはシリーズ累計発行部数が1200万部に達するなど、同社の主力商品の一つとなっている。

 今年3月にiOS版、8月にアンドロイド版をリリースした同アプリには、行きたいスポットや店舗のリスト作成や旅先での写真投稿、近隣スポットの検索など、旅を楽しむための機能が盛り込まれている。

 今回開始したパートナーシップ制度は、同編集部が厳選したローカルメディアが同アプリの「パートナーメディア」コンテンツ内に地域情報を発信するというもの。地域密着型メディアならではのきめ細やかな情報を共有することが狙いだ。すでに同コンテンツ内には、地元にいなければ撮ることのできないような光景を写した写真が解説とともに複数寄せられている。

 そのほか、一般投稿者の中でも特に人気の高いユーザーを同社公認の「スターユーザー」に認定する試みも。

 同社広報担当の竹内さんは「今回の試みは、2013年ごろから進めている、みんなで『ことりっぷ』の世界観を育て上げていこうという活動の一つ。パートナーメディアさんや一般の方々に参加してもらうことで、編集部だけでは得ることのできないような貴重な情報が日々蓄積されている。これらの情報を基に新たな企画を作ることができれば」と意気込む。

 「パートナーメディア制度」では現在、15のローカルメディアと連携している。連携メディアは順次追加予定。

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