「ペットと一緒の初詣」「ペットの成人式」など全国的にも数少ない「ペット」に特化した祈願を執り行う市谷亀岡八幡宮（新宿区市谷八幡町）が11月1日、2016年の「ペットと一緒の初詣」の予約受け付けを始める。

飼い主と一緒に茅（ち）の輪くぐり

　「ペットと一緒の初詣」は、家族の一員であるペットと一緒に祈願したいという飼い主の声を受け、2000年に始めた。近年、犬・猫の他にも、ウサギ、小鳥、亀、フェレット、ハムスター、イグアナ、ヤギなどの珍しい動物も祈とうを受けに訪れる。「初詣」以外にも「七五三」「成人式」のほか、ペット関連の企業プロモーションやヒット祈願なども多数執り行っている。昨年の初詣は約500組、今年は約530組が参詣し、人気が高まっている。

　平日を含んだ29枠を用意し、完全予約制で各回とも先着20組。今回の開催日は1月9日～13日、16日、17日、24日で、祈とう時間はホームページで確認できる。飼い主とともに行う祈願の儀式は、ちょうずから始まり、茅（ち）の輪くぐり、おはらい、祝詞奏上、玉串の奉納、お清めまで人間同様の手順で行い、祈願後にお札を授与する。

　参列には事前予約が必要で、申し込みはメールとファクスで受け付けている。初穂料は、ペット1匹＝3,000円、2～3匹＝5,000円（お札は1体）。