神楽坂上交差点近くの路地に、人気ラーメン店「田中商店」の系列店「田中屋」(新宿区神楽坂6、TEL 03-5579-2167)が10月22日オープンした。席数はカウンターのみの13席。経営は「田中商店」「田中そば店」などを展開するGMSホールディング・グループ(足立区)。
もともと「田中商店」は博多ラーメンの有名店で味の濃厚さを売りにしてきたが、年配者にも配慮し「やさしいラーメン」を追求した結果、豚骨スープと煮干しをブレンドした味に行き着いたという。麺はスープのからみやすい平打ち麺、「透明度にはこだわっている」(白石卓店長)という澄み切ったスープ、しっかりした味付けで柔らかく煮込まれた厚めのチャーシューが特徴だ。
メニューは、中華そば(780円)、ねぎそば(950円)、肉そば(1000円)、山形みそラーメン(900円)の4種類。明太(めんたい)ごはん(300円)、特製肉めし(300円)などサイドメニューのほか、トッピングは塩味卵(120円)のみで、大盛りは100円増し。
「競争の激しいラーメン業界で、人間味のある店を目指していきたい」と白石店長。学生から年配層まで幅広くターゲットに据える。
営業時間は11時~21時。