日本におけるベルギービール正規輸入会社4社を中心としたベルギービールウィークエンド実行委員会は5月29日、駐日ベルギー王国大使館(千代田区二番町)で「ベルギービールウィークエンド2014」メディアブリーフィング&テイスティングを開催した。
「ベルギービールウィークエンド」は1999年より毎年9月の第1週末、首都ブリュッセルの世界遺産「グランプラス広場」で開催されているベルギー最大のビールの祭典。2010年に六本木ヒルズで日本初開催を果たし、その後、大阪、名古屋、横浜、福岡と規模を拡大。開催5年目となる今回は仙台が加わり、全国6都市47日間の開催となる。
4月24日から開催された名古屋会場には13日間で5万人、5月14日から開催された福岡会場には8日間で2万人が来場。今後、大阪(6月4日~8日)、横浜(7月2日~6日)、仙台(同10日~13日)、東京(9月4日~15日)と続く。
名誉実行委員長のリュック・リーバウト駐日ベルギー王国大使は「ビールが主役だがベルギーのフードやワッフルなどのスイーツ、ベルギーが誇るミュージシャンやライフスタイルも紹介していく」とし、「昨年は5都市で14万人が来場、今年はさらに多くのお客さまの来場を見込んでいる」と期待を込める。
実行委員長でベルギービール正規輸入会社の一社である小西酒造の小西新太郎社長は「名古屋と福岡は決して天候に恵まれたとは言えない状況の中で大勢の方が来場してくださり、認知度が上がっていることを実感している」としながらも、「ビール全体の市場は微減、若者のビール離れが進んでいる」とビールの現状について説明。「ベルギービールの新たな魅力を一人でも多くの人に感じていただければ」と来場を呼び掛ける。