市ケ谷駅近くの靖国通り沿いに5月7日、長崎うどん専門店「ふじのや」(千代田区九段南4、TEL 03-6261-4405)がオープンした。場所は3月に閉店した「パク森」跡。席数はカウンターのみ16席。
吉祥寺に昨年9月にオープンした「ふじのや」の2号店となる同店は、長崎で100年続く老舗店の味を手本にしたという「長崎うどん」の専門店。うどんは細く柔らかい食感が特徴で、長崎の製麺所から直送される麺にカツオやウルメ、サバなどのだしを使ったスープを合わせる。トッピングやおでんとして提供する「揚げかんぼこ」や定食で提供する「本つぼ鯛」など、食材のほとんどを長崎から仕入れる。
主なメニューは、一番人気という「揚げかんぼこうどん」(690円)、「長崎とんかつうどん」(950円)、「本つぼ鯛定食」(980円)、「長崎うどん」(500円)、押しずし「出島」(150円)、長崎おでん(130円~)など。ランチタイムには、「ランチセットA(長崎うどん、出島、デザート)」「ランチセットB(揚げかんぼこうどん、出島)」(以上690円)、「長崎とんかつうどんランチセット(ライス、おしんこ付き)」(850円)も用意する。
「吉祥寺は女性をターゲットに、ご利用も女性のお客さまが多いが、市ケ谷はビジネスマンや学生がターゲット。少しずつ市ケ谷のカラーを出していければ」と馬場武志店長。「うどんといえば讃岐のイメージが強いが、長崎のうどんも知っていただけたらうれしい」と話す。
営業時間は、昼=11時~14時30分、夜=17時~21時(以上ラストオーダー)。日曜定休。