140以上の店舗が加盟する四谷・荒木町商店会が1月15日より、荒木町のPR誌「行かな!荒木町」の無料配布を始めた。
同誌の制作は、全国商店街振興組合連合会が国からの補助金を受けて造成した基金を活用し実施する地域商店街活性化事業によるもの。クリエーターマガジン「クリネタ」に制作を依頼し、「クリネタ」の別冊として1万3000部を制作した。
A5サイズ・30ページほどの同誌には、南伸坊さんによる看板観察や作詞家・阿木燿子さんとクリネタ編集長・長友啓典さんの対談、写真家・三浦憲治さんが撮影した荒木町の路地などを掲載。荒木町を舞台とした小説、加盟店店主に行ったアンケートなど、さまざまなコンテンツを盛り込んだ。
同誌は各加盟店での配布や近隣のマンションなどへの配布のほか、15日夕方には現在イルミネーションを開催中の荒木公園での配布も予定している(無くなり次第終了)。
「各店舗の常連さんをはじめ、近隣でも荒木町に足を伸ばしたことのない方にも読んでいただきたい。その結果、お客さまの増加、売り上げの増加につながれば」と同商店会長で「バー櫻」店主の若林勇太さん。「荒木町PR事業として引き続き継続していきたい」と次号の発行に意欲を見せる。