平年より10日早く梅雨入りが発表された関東各地でアジサイやハナショウブの開花が告げられる中、広域市ケ谷圏でもさまざまな場所でアジサイが咲き始めている。
ペットに特化した祈願などでも知られる市谷亀岡八幡宮(新宿区市谷八幡町)では、境内の本殿横から裏参道にかけてアジサイが植えられている。宮司の梶謙治さんは「例年よりも花が少ない印象」とし、「今月中旬過ぎ、雨が降ればもっと花が増えるだろう」と期待を寄せる。
桜の名所として有名な外濠公園や千鳥ケ淵緑道、多くのランナーが皇居ランのスタート・ゴール地点として利用する千鳥ケ淵公園周辺にも白や青など色とりどりのアジサイが存在。歩道に沿う形で咲くアジサイがランナーの目を楽しませている。