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千鳥ケ淵緑道で夜桜ライトアップ始まる-満開異例の早さで1週間前倒し

桜の開花が大幅に早まったことを受け、1週間前倒しで始まった千鳥ケ淵のライトアップ

桜の開花が大幅に早まったことを受け、1週間前倒しで始まった千鳥ケ淵のライトアップ

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 気象庁が東京都心の桜の満開を発表した3月22日、桜の名所の一つとして知られる千鳥ケ淵緑道で夜桜のライトアップが始まった。

大勢の花見客が幻想的な夜桜を楽しんだ

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 夜桜のライトアップは、千代田区と千代田区観光協会によるイベント「千代田のさくらまつり2013」の一環。イベントは当初、今月29日から4月7日までの10日間の日程で開催予定だったが、桜の開花が大幅に早まったことを受け、開催を1週間前倒した。

 ライトアップされるのは、九段南から三番町に至る千鳥ケ淵緑道一帯の約700メートル。ソメイヨシノやオオシマザクラなど約260本の桜が遊歩道を歩く人の頭上に咲き、毎年全国から訪れる花見客の目を楽しませている。初日のこの日、仕事帰りのビジネスマンや家族連れなど大勢の花見客が訪れ、LED照明に照らされた幻想的な夜桜を楽しんでいた。点灯時間は日没後(18時30分ごろ)から22時。

 期間中は、桜のライトアップのほか、靖国神社会場での「さくらフェスティバル」(29日~31日)や区内の桜の伐採材から作った桜グッズの販売、さくら写真コンクールなどさまざまな催しを実施。隣接するボート場は営業時間を20時まで延長し、ボートの上から夜桜を楽しむことができる。

 今年の東京の桜の満開は、平年より12日早く、1953(昭和28)年の統計開始以降では2002年の3月21日に次ぐ2番目の早さ。ライトアップとボート場の営業時間延長は、桜の状況により早期終了の可能性もあるという。

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