ホテルメトロポリタン エドモント(千代田区飯田橋3)内のフレンチレストラン「フォーグレイン」が6月30日、閉店する。
1985(昭和60)年6月30日、ホテルエドモント(現・同ホテル)開業と共にオープンした同店。初代・中村勝宏シェフから現・石原雅弘シェフに至るまでの27年間、本場フランスの伝統料理を気取らない雰囲気の中で提供するレストランとして営業を続けてきた。
閉店を前にした同店では、「フォーグレイン・フィナーレ」と銘打った感謝イベントを4月から3カ月にわたって開催。「最終章」となる今月は、初夏に合わせたメニューで構成した軽めのリーズナブルなコース「ディナー・アビエント」(4,800円)を6月10日まで、27年間の定番人気メニューの中で特にリクエストの多いメニューで構成したスペシャルコース「ディナー・オーヴォワール」(1万6,000円)を同15日~17日の3日間限定でそれぞれ提供する。
初代料理長を務めた中村シェフは2005年より同ホテル名誉総料理長を務め、2008年の北海道洞爺湖サミットでは総料理長として全てを指揮統括した。石原シェフは1999年に料理長に就任。今年10月に開業予定の「東京ステーションホテル」総料理長に就任を予定している。
同ホテルは7月以降、同店跡を含めた本館1階の改修工事を予定。同スペースでのレストランとしての営業は、今回の閉店をもって終了する。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~21時30分。月曜定休。