桜の咲き始めた防衛省(新宿区市谷本村町)で4月2日、2012年度のI種・II種合同入省式が行われた。
今年事務官や技官として新規採用されたのは男性112人、女性46人の計158人。昨年の123人を35人上回る新職員が真新しいスーツに身を包み緊張の面持ちで出席した。
田中直紀防衛大臣は、東日本大震災や北朝鮮ミサイル問題、南スーダンのPKOへの派遣などの話題に触れ、「国民の最後のとりでであるということ、国民の期待があることを忘れてはならない」とし、「国民の期待に応えるべく、強い責任感を持って職務に取り組んでほしい」と訓示を述べた。
入省者全員の名前が呼ばれた後、事務次官より新職員を代表して福井倫行さんが辞令を受け取り、宣誓書を読み上げた。