フランス政府の公式機関である東京日仏学院(市谷船河原町)で2月8日、ジャーナリストの津田大介さんがフランス人アーティストと討論を行う。
「日本の中のフランス」と呼ばれる日仏学院は語学学校としてのみならず、フランスの文化と情報を発信する場として1952(昭和27)年に設立。今年で60周年を迎えるが、2月はメディアアート月間「デジタル・ショック」を開催する。
各種展示や講演会などが予定され、オープニングパーティーが開催される同日には、ツイッターをはじめとするソーシャルメディアに詳しい津田さんが登場。「波間で:ネットワークの記憶とアイデンティティー」と題した討論会を開く。
討論者はほかに、アーティスト集団「incident.net」を立ち上げ、世界各地でインタラクティブ・インスタレーションと呼ばれる芸術活動を行うグレゴリー・シャトンスキーさんと、ウェブサイトやオブジェを使った表現で活躍するアーティスト、ダヴィッド・ゲーズさん。
開催時間は19時~21時。入場無料。フランス語と日本語の同時通訳がつく。